S&P500とは米国株式市場の動向を示す指標のひとつでアメリカの主要企業500社の銘柄で構成されています。
アメリカの500社だけですが、ニューヨーク市場の時価総額の75%をカバーしています。米国株全体に投資するよりも、勢いのある企業の集まり、少数精鋭といった感じです。
- S&P500とは何か?
- S&P500投資信託のメリット
- おススメの投資信託
パフォーマンスがいい
チャートは少し古いですが、日本のTOPIXと比較すると一目瞭然ですね。
30年間でS&P500が9倍以上上昇していますが、日本のTOPIXは30年前とほぼ変わらず。
S&P500は米国企業の成長とともに伸びています。
投資初心者でも投資しやすい
S&P500に連動する投資信託の値動きはS&P500とほぼ同じです。
仕組みや値動きが理解しやすいため、投資初心者でも簡単に投資できます。
分散投資ができる
S&P500に連動する投資信託を購入することで米国株500銘柄に分散投資したことになります。
分散投資はリスクを回避するための投資の基本的手法です。
手間がかからない
米国株500銘柄に投資できるため、個別の株式取引のように購入銘柄について詳細に調べたり、売買のタイミングを計ったりする必要がありません。
そのため投資にかかる時間や手間が少なく済みます。
運用コストが安い
投資信託では、運用してくれる会社に信託報酬(運用コスト)を支払う必要があります。
ですがS&P500に連動する投資信託のような、指数との連動を目指すインデックスファンドは、信託報酬が安いんです。
運用期間が長いほど運用コストの低さは重要になってきます。長期投資において、コストの安さは大きなメリットです。
お勧め投資信託
S&P500に連動した投資信託は11種類ありますが、純資産・信託報酬などを比較しておすすめは以下ふたつです。
SBI・V・S&P500インデックスファンド | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | |
純資産 | 2,900億円 | 5,978億円 |
信託報酬 | 0.0938% | 0.0968% |
積立NISA | 〇 | 〇 |
順位 | 上位10銘柄 | 比率 |
1 | アップル | 5.54% |
2 | マイクロソフト | 5.30% |
3 | アルファベット | 3.96% |
4 | アマゾン・ドット・コム | 3.88% |
5 | フェイスブック | 2.23% |
6 | バークシャー・ハサウェイ | 1.55% |
7 | JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 1.41% |
8 | テスラ | 1.35% |
9 | ジョンソン&ジョンソン | 1.25% |
10 | エヌビディア | 1.13% |
S&P500はパフォーマンスが高く、お勧めです。
おのけんもつみたてNISAで毎月買っています。
これから資産運用を始めようと考えている人にはおすすめです。
2021年8月31日 SBI V S&P500インデックスファンドが純資産額3000億円を突破したようです。
2019年9月の設定から470日での3000億円到達はeMAXIS Slimの650日、楽天全米株式インデックスファンドの913日よりも速く、米国株式インデックスファンドで最速です。
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