サイドファイアを解説

「Financil Independence Retire Early」の頭文字をとった言葉で、経済的自立、早期リタイアの略のことです。

生活費の25年分の資産を溜めて仕事を辞めるという考え方で、近年欧米では一般的になってきているそうです。

25年分の生活費というと、毎月20万円の支出がある人は、年間240万円必要ですが、その25年分というと6,000万円が必要になります。

「SIDE FIRE]とは生活費の半分くらいは稼げばいいんじゃない？という考え方です。

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しかもメリットも実は多いんです。

1. 用意する金額が激減
2. 緊急時には資産を使わないという選択肢がもてる
3. 程よい労働は健康にも良い

用意する金額が激減　

投資している資産からの運用収益で生活しようとすると、仮に6,000万円あっても税引き後240万円です。（5%で運用税引き後240万円）

生活費を20万円に抑えれたら、良いんですが少し厳しい金額かなと思います。

妻とそれぞれ10万円ずつ稼いで、資産からの収入が10万円あればどうでしょうか？毎月30万円での生活が可能となり夫婦の時間も十分確保できるのではないでしょうか？

資産から毎月10万円というと、運用利回り5％で計算したら、3000万円必要です。

3,000万円なら何とか行けそうじゃないでしょうか？

金融資本と人的資本を組み合わせることでFIREにかかる費用が下がるのが最大のメリットです。

緊急時に資産を使わない　

資産からの収入を目的にしていると株式市場の動向に大きく影響されることになります。FIREしてから数年以内に暴落相場があると、自分の長生きのリスクがあります。

つまり暴落相場で資産を売らずにやり過ごすことで資産寿命は劇的に伸びるんです。人的資本がゼロにならないのは本当に大事です。

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程よい労働は健康にいい

労働のメリットは、やりがいや充実感、人、社会とのつながり、身体を動かすなど様々な健康への好影響があります。

勘違いしがちなのは、やり過ぎている事によって仕事が嫌いだと思っている人がいることです。

人は他人から必要とされたり、人との会話によって存在意義を確認し、生きる活力につながるものです。

人生にはある程度のスパイスがあった方がいいと思います。