2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きる「人生100年時代」が到来すると予測されていて、自分の力で資産を確保することが求められています。
- 投資というのは何か?
- 何に投資すればいいのか?
- 投資の基本
- 投資で何を買えばいいか
その手段の1つとしてリスクをとってお金を運用する「投資」に注目が集まっているんです。
「投資」というと「一発逆転を狙ってはじめるもの」というイメージを抱く人がいますが、そういう行為は「投資」ではなく「投機」といいます。
「投資」というのは「長期」「分散」「積み立て」という非常に地味な手法で行うものです。
「投資」はいきなり大金を手にするようなものではありません。長期で運用し、複利の力で増やしていくものです。その為「投資」はできるだけ早く始めるのが良いと思います。
タイミングを図らず、始めようと思ったら即行動です。そして1度始めた「投資」は「継続」し途中で売却してはいけません。
全世界のインデックスや、米国のインデックスを積立NISAで運用をすることをおすすめします。
時代が移り変わっても変わらない「投資の三原則」
おのけんと同年代である現在40代の人たちは1990年ごろのバブルと言われた時代は中学生、テレビではお立ち台で踊る女性、証券取引所では証券マンがもみくちゃにされながらサインを送る様子が映し出されていました。
そんな当時は、株式の購入は証券会社の窓口で購入するのが当たり前の時代でしたが、今ではスマホで簡単にどこにいても、ネット回線さえあれば株式の購入ができます。
ネットやスマホの発達で取引の景色は変わりましたが、「投資」においては変わらない大原則があります。
先にも述べた「長期・分散・積み立て」です。
長期で運用
期間をとればリスクを減らすことができると言われています。長い目で見れば株式相場というのは短期で上げ相場、下げ相場を繰り返しながら長期で右肩上がりです。
例えば手元の100万円があり、この100万円を150万円にしようとしたとき、期間を「1年以内」とするのと「10年以内」とするのでは全く難易度が変わります。時間をとればとるほど有利になるんです。
株式相場にはプロのトレーダーたちが多くいますが、素人がプロに勝つ唯一の方法は長期で運用することだと言われています。そういった意味では、まだ投資を始めていない人の中では、若い人が最も有利ということになります。
分散
有名な格言に「タマゴは1つのカゴに盛るな」というのがあります。
分散するというよりはリスクヘッジです。分散といっても「銘柄」「セクター(業種)」「国」「債権や金」など様々なリスクヘッジの方法があります。
よくTwitterや本などで目にする「億り人」は財産を1つの銘柄に集中投資している人がいますが、リスクは高いと言えます。そういう人は相場の流れを見抜く力と、何より度胸が必要です。大きな資金を投資すると、毎日値動きが気になり、仕事どころでは無くなるようではそういった手法は向いていません。
積み立て
毎月決まった金額を購入していくことです。価格が変動する金融商品を一定の金額で、時間を分散して定期的に買い付ける手法を「ドル・コスト平均法」と言います。
価格が高いときは少量、価格が下がった時には多くの株式の購入ができます。いったん設定してしまえば後はほったらかしで良いので、株式投資に時間がとれない人におすすめの投資手法です。
長期で見た時に最もリスクが少ない買い方なので、若い人が老後の資金を作ろうと思ったら、これが一番です。
おのけんが2001年に今の会社に就職してから、リーマンショックや東日本大震災、ギリシャショックやチャイナショック、コロナショックなど多くの下落相場がありました。
しかし今の株価はどうでしょうか?それぞれの下落相場で底を打ってから常に反発し株価は右肩上がりを継続しています。
「投資の三原則」を押さえていれば長い目で見れば短期の下落はあまり関係がありません。
投資の王道であるインデックス投資を若いうちから始め、株式相場の暴落や、下落に慣れるのも必要です。
インデックス投資でおすすめは個人的にはS&P500のインデックスファンドです。米国の500社に分散投資しているインデックスファンドですが、組み入れ銘柄の上位は世界で事業を行っている企業ばかりであり、もはや全世界に分散が効いていると思っています。
組み入れ銘柄の上位はGAFAMと言われるApple、Google,facebook、Amazon,Microsoftですが将来的にはまだまだ成長が期待できる企業と言えます。
おすすめの名著
最後におのけんおすすめの投資に関する超有名な本を2冊紹介させてください。
インデックス投資がいかに素晴らしいものかを書いてある本で、 長期で資産を運用するなら株式が最強であるということを説いています。 この本を読むと積み立てを開始したインデックスファンドを途中で売却しない、投資を継続するモチベーションに繋がる名著だと思います。
ぜひ手に取って読んでみて欲しいです。