投資と預金の割合に、これといった決まりはありません。
投資に回せるお金は、現在の資産状況や、いつまでにいくら貯めたいのかによって異なるからです。
ちなみに「why japanese people!」の厚切りジェイソンさんは2年分の生活費以外すべて投資に回しているとのこと。
月に20万円の生活費であれば、240万円は貯蓄しているということですね。
よく聞くのは、生活防衛資金として半年、もしくは1年分を貯金するというものです。
投資にどれくらい回すのか考える
投資を始める時、投資にどれくらい資金を回すのか考える必要があります。
当然ですが、すべて投資に回すのはリスクが高過ぎて、何かあった時にすぐに対応できません。
資産形成を考える時、投資と預金のバランスは重要です。
また現金ではなく債権で保有するという方法もあります。価格の変動が少ないのと、株式と逆相関の関係にあるために株価が下がった時に債券価格は上昇する傾向があります。
目的別にお金を分ける
- すぐに使えるお金
- 近い将来使う予定のあるお金
- すぐには使わないお金
すぐに使えるお金
すぐに使えるお金とは日々の生活費の事。普通預金や現金として、すぐに使えるようにしておきます。生活費の6か月分あるといいとされています。
近い将来使う予定のあるお金
近い将来使う予定のあるお金とは自動車の購入や結婚式、子供の直近の教育費など、使う時期が決まっているお金です。皓のお金は投資に回しません。
すぐには使わないお金
すぐに使わないお金とは先の教育資金や老後資産など、時間をかけて準備するお金です。
長い時間があるため、投資に回した方が効率的です。
準備したい期間と金額で決める
いつまでにどれくらいの金額を準備したいのかで投資額が決められるので、投資と預金の割合が自動的に決まります。
25歳で60歳到達時に2千万円用意するためには
35年間、利回り5%で運用すると毎月17,604円を積み立てていけば、老後資金2,000万円を用意できます。
まとめ
投資と預金のバランスは人それぞれで、正解はないと思います。
すぐに使う予定のあるお金は投資に回さず、余力資金で投資します。
「いつまでにいくら貯めたい」というのが明確であれば、月にいくら投資に回すべきかは明確です。
シミュレーションで使っているのは楽天証券の積立簡単シミュレーションです。