いくら大金を手にしても、お金のIQを高めなければお金持ちになるのは難しいです。
お金の法則を学べば、「ビジネスマンとしても有能になれる」。
今回はそんなお金のエキスパートになるための方法を紹介したいと思います。
お金の5原則
お金には原則があります。この大きな原則を抜きにしてお金持ちになる事はとても難しいです。
その5原則とは
- たくさん稼ぐ
- 賢く使う
- がっちり守る
- 投資する
- 分かち合う
たくさん稼ぐ
お金持ちになるには、最初に稼がなければなりません。
この「稼ぐ」ことができなければ後の4つの知識がどれだけ増えても意味がありません。
若いうちは金融資本が少ないので、自身の人的資本を労働市場に投じ、お金を稼ぎましょう。
この「稼ぐ」ができないようだと、お金持ちになるには時間がかかります。しかし巨額の収入を得なければならないというわけでもありません。
次の「賢く使う」法則をマスターすれば、この「稼ぐ」ということはさほど重要ではなくなります。
賢く使う
お金持ちの誤解
たくさん稼げばお金持ちになれるという誤った考え方です。
たくさんお金を稼いでも自己破産してしまう人はいくらお金を稼げば気が済むのでしょうか?
そういう人は稼ぐ金額が大きくなれば、気が大きくなって使う金額も大きくなってしまいます。
結局、お金をいくら稼いでも支出をコントロールできなければ貧乏に逆戻りです。
この賢く使う法則は、生き金を使うことを意味していて、お金持ちはお金と何かを交換するとき、必ずその価値以上のものかどうかを判断します。
例えばお金持ちは、絵画がいくら高くても評価額より安ければ買います。逆に500円でもその価値以下だとお金を使いません。
お金に縁のない人は、自分の見栄のために、500円くらいはいいやと思って使います。
この差が10年後大きく差が出ます。
「必要なもの」と「欲しいもの」の違いを知る
お金に縁のない人はこの2つが一緒だと思っています。
お金持ちは、この違いを理解しています。
生活をしていく上で必要不可欠なもの。
なくても生きていけるもの
多くの人は欲しいものが必要なものだと勘違いします。そして、これがなくいけないものだと自分や家族に信じ込ませ、それを買ってしまいます。
貧乏人の口癖は「普段頑張っているご褒美に買っちゃおう」
お金持ちの口癖は「今は必要ないな」
何を買うのか知る
お金持ちになっていく人は、自分の人生に流れるお金をどうするかで、将来の人生が違ってくることを認識しています。
ほとんどの人は、何も考えないで、衝動買いをします。 昔の自分です笑
お金持ちになる人は今車を買うと、一生働き続ける人生を選択するのと同じだと考えます。車を買わずに投資して、早くリタイヤできるように神経を使う。
この差がとても大きいです。
お金持ちになる人は、安全に走ってくれる車を買い、貧乏になる人は、かっこいい車を買います。これ実体験です。
お金持ちは中古で満足し、貧乏人は新車にこだわる。
プレゼントをうまくあげること
お金を賢く使うというと、普通の人は使わないことが賢いことだと勘違いしてしまうんです。
賢く使うとは、それが人を喜ばせるように使うことです。
幸せになることに成功した人は、人にプレゼントをするのが大好きです。
大人になると人からものをもらう機会が少ないのが普通ですが、他人にここぞというタイミングでプレゼントを贈る事ができれば、あげる喜びを味わえるだけでなく、心の通い合う友人も手に入れる事ができます。
プレゼントをうまくできるようになって、初めて成功者の人生の入り口に立つことができると言われています。
がっちり守る
たくさん稼いでうまく使うことができれば、強制的に積み立て貯金ができるようになります。
そこで3つ目の法則の「守る」にいけます。
あなたのお金を付け狙う人たちがいることを忘れてはいけません。
- 税務署
- 奥さん
- 友人
- 詐欺師
税務署には法律がありますし、奥さんには権利があり、友人には友情があります。どれも対抗しがたいものです。
税務署は法律をたてに収入の何割かをとりに来ます。
でももっとやばいのは奥さん。半分は持っていくでしょう。おのけんの家は違います笑
友人は友情を人質にお金を借りに来るでしょう。
そして詐欺師は儲け話を持って、言葉巧みに接近してくるでしょう。簡単に儲けてやろうという気持ちが無ければ詐欺師は付け入ることはできないので決して楽して儲けるなんて考えは持たないようにしましょう。
投資する
投資せずにお金持ちになることは難しいです。
野球選手や、芸能人が大金を稼いでも大きな借金を背負うのはお金の知識がないからです。
普通では考えられないですが、そういうことです。
お金持ちを最短で目指すには、自分のビジネスを持ち、キャッシュと信用を作る事と言われています。
それらをうまく運用する事でお金持ちに近づけるのだと思います。
分かち合う
アメリカの富豪たちは、古くから富を社会に還元することを考えています。
ロックフェラーやカーネギーなど財団を設立して、毎年多額のお金を社会に還元しています。
お金持ちはお金持ちになる前から収入の1/10を寄付していたりします。
お金というのはある意味使うためにあります。
しかしお金持ちは、お金の使い方が貧乏人とは全く違い、お金の流れを意識し、きれいなサイクルを作り出しているんだともいます。
まとめ
大金を手にすることが無くても、「お金を稼ぎ」、「お金を守って」、「お金を増やすために運用」することはやはり基本です。
お金は人が生きていく上で必要不可欠なものであり、多く持っていることで選択肢も増えますし、大切な人を守る事もできます。
しかし大金があれば幸せかと言われればそうではないと思いますし、世の中の誰かに必要とされたとき幸せを感じる人も多いともいます。
結局お金は多く持つ事が目的ではなく、何かの目的を達成するための道具なんです。
お金の扱い方を知り正しい運用をしていきたいものです。
参考文献